2005年2月21日

最近、連載記事のために、寝ても醒めてもイラストを描いたり、イラストのネタを考えたりしています。これまで、こんなにたくさん仕事でイラストを描いたことは、実はありませんでした。描いている内に、段々仕上げるスピードが速くなってきます。

寝屋川市の学校で少年が教員を刺殺した事件は、衝撃的です。ドイツでも数年前に、エアフルトという町で、高校を退学になった生徒が、ピストルを持って学校に行き、教師ら10人あまりを30分間に殺害する事件がありました。この生徒は、射撃クラブの会員だったので、通報を受けてやってきた警察官(油断したのか、防弾チョッキを着ていませんでした)を校舎の入り口から狙い撃ちして射殺するなど、まるでゴルゴ13のような、冷血と沈着さを併せ持った、若き殺し屋でありました。

東洋、西洋を問わず、教員という仕事は昔よりも、危険になってきたようです。私がワシントンで特派員をしていたころは、麻薬組織の抗争が激しく、子どもがウージー短機関銃を持っているような有り様で、入り口に金属探知機が置いてある学校もありました。